F・フェリーニ監督作。いいなぁイタリア、いいなぁローマ。コロッセオ等のローマ帝国時代の建造物がそのまま残されていて、その歴史的建造物の隣で、整備された道路を車やバイクがビュンビュン通り過ぎていくのが…
>>続きを読む脈絡なくローマの街の30年前と現在(1972)のシーンが重ねられていく。ストーリーはなく、前半は街中の雑多なシーンが続き何を見せられているのか?退屈で仕方ない。後半に入った辺から、外気によって消えて…
>>続きを読むストーリーに一貫性ははない。フェリーニのやりたい放題がオムニバスのように詰め込まれている。愉快愉快。
劇場でのショーと観客のヤジの応報がいかにも喜劇的。
ラストのバイク集団目線での異動撮影、エットー…
古都であり大都会でもある、ローマを、題材とした、フェリーニ独特の映画的表現の洪水。自伝を越えて随筆的な作品
『甘い生活』や『8 1/2』のような難解さは無く、ひたすら、フェリーニ的な祝祭と映像美…
時代を、場所を、果ては映画とドキュメンタリーの境界線までも、縦横無尽に行ったり来たりして、その愛が溢れんばかりに描かれたフェリーニによる唯一無二のエッセイ映画。
『アマルコルド』をさらに拡張した感…