ナイロビの蜂に投稿された感想・評価 - 43ページ目

「ナイロビの蜂」2005年英国

アフリカを舞台に外交官ジャスティンの愛する妻テッサが殺された。

それは突然現れた愛から始まり

そしてその愛は実は正義の為の偽りから始まった。

美しい妻の正義…

国連の支援団体も現地での支援活動しかできず、襲撃にあった地元民を国連の飛行機に乗せて保護することが出来ない。

目の前にすぐに助けられる人がいるのに助けられないもどかしさと、目の前の人を助けたところ…

テッサの事を知れば知るほどなぜ自分に打ち明けてくれなかったのかと悩み、そしてどんなに愛されていたかを思い知る。もう帰る家はないと言っていたジャスティンが最後「家に帰るよ、きみの元へ… 」とテッサに…

貧困や文明の違いを考えさせられる。

レヴィ=ストロースが言ったように、文明の差異は段階ではなく上下はない。「未開」というのは幻想で、そこに一方的な先進とか後進とかもないはずだ。
でも、そこに貧困が…

2人のローマ法王観てから、この監督の他の作品も観ようと観たわけだが

ブラッドダイヤモンドの後に
これはキツかった……

今度は製薬会社と治験と金と
だね

人間て、命の前ではそんなに酷くないと思い…

弱肉強食とはこういうこと。
文明社会の中の大企業の製薬会社がアフリカの人間のか弱い命を利用して治験を行なっているという社会問題について忠実に再現されていて、とてもためになりました。
こういうのなくな…

アフリカ、ケニア。最愛の妻を殺害された外交官。裏には、製薬会社の陰謀が。ケニアの貧しい人達、金儲けのためなら人の命などとるに足らない考えの大国政府や製薬会社。弱者と強者の残酷な対比が、映像からも伝わ…