「座頭市」シリーズ第十六作にして、勝プロ製作第一弾作品。
オープニングの絵作りから荘厳な曲といきなり大映製作作品とは違いものを見せてくれる。
脚本も凝っているし、一発目と言うだけあって、三國連太…
はじまりの質感からもうなにかが違う。勝プロ第一回作品、わって思った瞬間ものすごい音楽、すぐわかる池野成。刀を持たず農民に効率の良い農業を指導する鈴木瑞穂〜〜👏No博打No女郎買いNo喧嘩をモットーに…
>>続きを読む勝プロ1作目って事で、のっけの『勝新太郎』バァーンなんかは意気込みを感じる。ものの、山本薩夫っぽい社会派なやつが若干詰め込み過ぎな感もある。豹変する三國連太郎も悪くはないけど、活かしきれてない気もし…
>>続きを読むウウーッお、おもしろい…!今回は座頭市の暗黒面にフォーカスした一本。暴力した手段を持たない座頭市が暴力によって悲劇を引き起こす。本当にままならねえお話で、一度は暴力を捨てるも、結局最後は雨に打たれな…
>>続きを読むアヴァンからメインタイトルまで仰々しすぎて完璧
剣を持たぬ「平和革命」的リーダーの鈴木瑞穂と対比されることで、市が個人として社会に抱いている怨嗟や不信感がかなり色濃く出ていてゾクゾクした。「でぇき…
初めてちゃんと観た「座頭市」
………
なんだ!こりゃ!
めちゃくちゃにカッコいいじゃねぇか!
まず勝新太郎さん。
あなた以上に座頭市を演じれる人はいないでしょう。
断言できます。
自分の思う悪に…
このレビューはネタバレを含みます
前評判通り脚本は確かに奇妙。農民の指導者となる浪人のキャラクター性はあざといし、彼の語る理屈も話の芯として半端なまま終わった印象が強い。善良な親分が豹変した理由も特に説明がないし、もう少し彼の描写を…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
シリーズ第十六作。男優陣の色っぽさが凄まじい映画だった。三國連太郎や西村晃の悪としての色っぽさがまずビンビン。特に西村は、出番こそ少なめだが女郎に蝋燭を垂らす場面の猟奇的なエロさが圧倒的。またこれま…
>>続きを読む先に『座頭市果たし状』を観てしまったんですが、これまた『ランボー/最後の戦場』案件である。
ただ、最初からあの雰囲気を目指していたわけではなくて、勝新の目指していたものと山本監督の目指していたものと…