ペレストロイカ以前のガチガチのソ連映画ながら、あんまり東側感はない。不遇な女の数十年を描いているのだけれども、何か妙な健全さがあるのは当局の為せる業か。場末のカラオケスナック感漂うテーマソングと合わ…
>>続きを読む日本の「男はつらいよ」のように、どの国にも、皆から愛された国民的な人情喜劇というものがあるわけで、それがロシアだと、この「モスクワは涙を信じない」ということになるらしい。
物語はロシアの田舎からモ…
ソ連映画で、芸術的なもの以外を観た衝撃もありずっと印象に残る。学生時代1980年代に池袋文芸座で観て以来、1991年に再見。
ソ連映画の寅さん。
「モスクワは涙を信じないのよ」というセリフには…