久々に青山真治の作品を観たが、やっぱ隔絶しているな、この人は。なんかエラいもんを観たというのがまず口をついで出る言葉だ。こんなのは他の人には撮れない。ショット毎の強度とか常識的な意味作用を脱臼/拡散…
>>続きを読む閑静な別荘地で言葉を発することができない老人にたまに話しかける女の声しか聞こえない環境は、空間の音がよく聞こえてくる。聴覚を研ぎ澄ます老人の世界を体験しているかのよう。触覚と嗅覚と味覚と聴覚で世界を…
>>続きを読む均一さが無くて、天才の青山真治とボンクラの青山真治が入れ替わり続けてるような映像だけど、結論として異常。シナリオは許容範囲の異常なのだけど、01:17:30あたりからアントニオーニになる。これはほん…
>>続きを読む不思議な不思議な作品だった。とはいえ鋭いショットが多く見られる様な凄みがある。官能と食(伊丹十三『タンポポ』みたいだった)、そして(宗教的)寓話。とても理解は出来ないけれどどこか腑に落ちる感覚もある…
>>続きを読む鈴木京香さんありがと〜
非現実と現実の間で揺れ動くバランス感覚がリンチみたい。唐突なユーモアやホラーもそう。
女が逃げた後の森を矢継ぎ早に映すモンタージュ久しぶりにドキッとした。リング0のクライマッ…
【腐乱ダースな犬🐶】
いやはやコレは凄い!。全くもって見せ場のない文芸ドラマである。亡くなったアオシンのシネアスト的な顕示欲が最後まで絡み合わず終わった「学芸会」にして「不条理コント」のような映画…
全盲の男と同居する女が「この男は私無しでは生きていけない」と優越感に浸りながら日々を過ごしていく話。
俺はこの映画がめちゃくちゃエロくて、鈴木京香が目の見えない山崎努に意地悪しながら夜の営みを繰り…