時は全てを破壊する
ギャスパーノエ監督によるフランス映画
映画自体はクリストファーノーランのメメントのように、時間軸をチャプターごとに切り分け、終わりから最初の方に戻っていくという構成をとってい…
ある男を探してゲイクラブへ押し入る2人組。彼らは男を見つけ出すと凄惨な暴力を加える。発端はあるパーティの夜。マルキュス(ヴァンサン・カッセル)は会場に残り婚約者アレックス(モニカ・ベルッチ)を一人で…
>>続きを読むきっつ~
モニカ姐さん頑張りすぎでしょ…元旦那含めどんな気持ちでこの映画に出たんだろう?
逆再生映画ってちょくちょく見るけど、内容が内容なだけにこの演出がとんでもなくえげつない。終わりに近づくにつれ…
複雑・・・★3.2
顔面強打にレイプシーン、ハンディカメラ映像のぐるぐる回った映像に残酷で観てて気分が悪くなった。一場面の執拗なしつこさはリアルだからかもしれないけど観てて苦痛。。。芸術的に観た…
鬼才すぎるギャスパー・ノエ。
時間軸を遡っていく構成。全体を通して長回しが印象的であり、問題の暴力シーンはそれが固定カメラで淡々と一部始終が映し出されるが視聴者はただ傍観するしか出来ない。えげつない…
いつも挑戦的な作品を作っているギャスパー・ノエ監督。
その奇才ぶりは本作でも遺憾なく発揮されている。
本作は物語の順序が逆転しており、結末から冒頭にかけて展開していく。
そのため、初っ端から逆に進…
時はすべてを破壊する。
生き物のようにグルグルと飛び回るカメラワークは「時」そのものの視線のようで、登場人物たちが辿る悲劇を時系列を逆行しながら楽しそうに傍観しているとでも言うのか、見ていて猛烈に…
話というより、構造の映画として美学が徹底していて良い。最初30分くらいは全く意味がわからなかったのだが、どんどん逆行していくにつれて意味が分かるようになっていき、失われたものの不可逆性を痛感する。
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