原題は『Our Daily Bread』。
芝居や台詞は一切無し。
ありのままの"工場"の姿が続く90分。
生命を食品へ変える工程をいかにしてシステマチックに行えるか。そしてイヤな部分をいかにし…
生活の糧としている食物がどのように生産・加工・処理されているか、
説明的な台詞は一切排除し、映像のみを連ねたドキュメンタリー。
ラストで過剰なまでに洗浄される食肉加工工場は、
何を洗い流そうとしてい…
見応え十二分の作品。安易な答えを出さない描き方がイイ。人間様に食べられるために生まれてきた「いのち」達。ここまで来ると正直「いのち」の意味が分からなくなった。電化製品は人間の生活を便利にするために産…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
セリフ無し、ほぼ機械音なのに集中して無心で観れた。
牛の出産(させる)シーンは凄まじい…
穴はちゃんと閉じてくの…
社会科の授業で学ぶべき!とか安易に思いそうになったけどそしたら給食で拒否して栄…
淡々とプロダクトとして作られていく、野菜、肉を定点から撮影した映像が流れていく(ただし、しっかり計画された構図で)
自分は肉が好き。
がこういったものを見てお腹が限界でも残さないようにはするように…
システマティックさの強調なのか、くどいくらい一点透視図法?(だけじゃなくてパースペクティブ?)を多用してる映画だった。
ヨーロッパ圏と日本で、屠殺や収穫の環境にどの程度の差異があるのか知った上で観…
映像が美しい。シンメトリー、定点カメラ。広い大地、作られた自然、飛行機の声、人間の声、金属音。子豚の叫び声。身震いする牛、脳天を刺されたあと震えながら力無く重力に沿って倒れる。
特に子豚が尻尾を切ら…
ナレーションとか解説とかはなくてひたすら野菜が収穫されたり豚や牛や魚が解体されたり鶏が蹴られたり人間が休憩しているカットが続くんだけど、一つ一つのショットが興味深いことは勿論、構図的な美しさがあって…
>>続きを読む