乙羽さんの丑の刻参り五寸釘撃ち込みのド迫力。けど能装束のぶっ飛んだデザインの方に釘付け。能面も人面造形の極致。一個欲しい。怖いけど。能舞台上の全てが極致。いにしえの日本文化はかくもハイレベルだった。…
>>続きを読む"能"の世界を実写化した様な表現はスリリングで挑戦的。若い女と浮気を繰り返す夫と毎夜丑の刻参りに出かける妻、という台本にしたら一ページくらいの内容を映像と演出で見せきるの豪腕さに惚れる。とりわけ執念…
>>続きを読む新藤兼人作品
世にも奇妙な物語のプロトタイプと言うべきか。
話としては、浮気亭主を、浮気相手との密会時に、嫁が無言電話で圧力をかけていく。
その描写が、「能」の世界観であり、幻想的に表現されてい…
若い娘(フラワー・メグ)との不倫に情熱を注いでいる中年男(観世栄夫)が、15年間付き添ってきた妻(乙羽信子)から苛烈な嫉妬心を向けられてしまう。能の同名謡曲をベースにしている、ATG謹製の実験映画。…
>>続きを読む近代映画協会