以前テレビで少年院の様子を映した番組を見たことがある。当然ながら少年たちの顔にはボカシが入っている。一生懸命に作業をする姿には感銘を受けたものだ。これは犯罪の抑止力にも繋がるのではないだろうか。少年…
>>続きを読む昨今、P.O.V方式の擬似ドキュメンタリー映画はたくさんあるがその元祖と言えるだろう映画である。 当時としては衝撃を与えただろうが今となっては真新しさもなく物語もさほど面白いとは言えない。 少年院の…
>>続きを読む「そんなのシカトだよ」というセリフが記憶に残る。サラリーマンをカツアゲするとき「勘弁してくれ、安月給なんだ」と言われて「そんなのわかってるよ」と言い返すのもいい。
タバコの火を起こす場面は『パルチザ…
職業俳優ではなく本物の不良少年を使い、ドキュメンタリー的手法で撮影された作品――と言いつつも、全編アフレコという歪みが興味深い作品。
岩波映画、第1回劇映画。羽仁進の独特な手法が初めて採用された作品…
未レビュー作品 5/30本目
冒頭の「この作品はドキュメンタリーの手法を採用した劇映画」というキャプションを忘れそうになってしまった。
過激な暴力も印象に残ったが、劇映画とドキュメンタリーの境界…
フィクションをドキュメンタリーのように撮るという実験的な作品。真面目すぎてもう少しおふざけが欲しかった。
現実社会の人々をフィクションの中に蹴落とした『人間蒸発』とか『ゆきゆきて、神軍』、『全身小説…
素人を使ってドキュメンタリータッチで当時の不良少年を描いた作品。黒澤明監督の映画史に残る名作「用心棒」を抑えて1961年のキネマ旬報ベストテンで第1位に輝いた(ちなみに「用心棒」は2位)。しかし今、…
>>続きを読む本作は、岩波映画製作所の製作だが、配給は新東宝。1961年にリアルタイムで観ているのだが、当時11歳の小生は、新東宝の二番館に怪談映画三本立てを観に行ったら、1本が本作に差し替えになっていた。しかた…
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