この広い空のどこかにの作品情報・感想・評価・動画配信

『この広い空のどこかに』に投稿された感想・評価

Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0
〖1950年代映画:人間ドラマ:松竹〗
1954年製作で、川崎市で酒屋を営む一家を描いた人間ドラマ⁉️
いろいろあるけれど、それでも家族なんだなぁって作品でした。

2023年1,562本目
「この空の下のどこかに、いつか僕を愛してくれる人がいる。いつかその人に会ったときに恥ずかしくないように、自分を綺麗に大切にしよう」
映画というものの良さが詰まっている
neohetare

neohetareの感想・評価

4.7

観た人が前向きになれる爽やかな映画。
こういう作品にこそ映画としての意義を最も感じる。

登くんが「この広い空のどこかには自分を愛してくれる人がいるかもしれない」という思想を語るシーン、ひろ子さんが…

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佐田啓二の髪をかきあげる仕草が一々セクシ〜
弟役の石濱朗が菅田将暉に見えてならない
この時代の映画を見ていて思うのが、当時の若者ってあんなにナヨナヨしてたのかな??
よく戦争で戦えたなー

このレビューはネタバレを含みます

冒頭のシーンを見て、嫁の久我美子を姑(浦部粂子)と小姑(デコちゃん)が虐める橋田壽賀子ドラマの様な話かと思いきや、夫の佐田啓二がとても良くできた人で、心温まるホームドラマだった。

物干し台に上がっ…

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すずす

すずすの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

小林正樹監督の初期の家族モノ。戦後の傷跡が癒えぬ日本の家族を、川崎の工場街を舞台に描いています。
原作は木下恵介の妹・楠田芳子。脚本は松山善三(本編表記は変名)。

見所はアンサンブル仕立てのモダン…

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CTB

CTBの感想・評価

5.0

細やかなエピソードの積み重ねで人の優しさを描きながら容赦ない現実もしっかり見せてくれる。
当時の川崎のハンパない工場や機関車の煙突の煙、その煙を肯定的に捉えて「胸の中で情熱を燃やせ」と「ちんば」にな…

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半兵衛

半兵衛の感想・評価

4.5

酒屋を営む主人公家族の微妙な距離感と関係性を詳細に描きつつ、彼ら一人一人の類型的ではない人間性を浮き彫りにして単純ではない家族というコミュニティの世界で生きることの難しさを実感させる脚本の素晴らしさ…

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教授

教授の感想・評価

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1954年の日本映画の豊かさ。テーマ主義に陥ることなくテーマを多層的に描く脚本と、その役柄を掘り下げる俳優たちの巧みさ。
「ホームドラマ」という形式をドライに演出するという作劇のクールさに驚く。

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