この広い空のどこかにに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『この広い空のどこかに』に投稿された感想・評価

3.7

小林正樹監督の松竹大船調ホームドラマの佳作。川崎の町酒屋の人情味溢れる風景の懐かしさ。ひとつ屋根の下、嫁姑同居の心配りが実に暖かく居心地が良い。今では見られないご近所付き合いのおおらかで朗らかな事、…

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YAZ
4.0

久我美子と佐田啓二の観る

戦争の傷痕残る昭和29年
川崎で酒屋営む一家の日常を長
野から嫁いだ嫁視線で見せる。
小林正樹監督

松竹らしい小市民映画
料理も得意ではなく器用ではないけど笑
顔絶やさ…

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この映画に出てくるメンズは全員がイケメンです。(身も心も)
駅での佐田啓二のしんきちさんへの対応が特にイケメン過ぎて、自分との人間の違いを見せつけられて少し嫌になりました...
しゅんどんの高峰秀子…

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明るい青年の溌剌とした感じが、素直に良いなーと感じた。
ボールが、みんなにも当たると良い。
嫁姑問題かと思って見始めたが、途中からほのぼのした内容で良かった。
オラんとこにも金持ちになれるボール投げとくれ!
男性陣が屈託ないのに比べ、三界に家なしの女性たちはイジケていた‥
取り分け小姑役のデコちゃんは「放浪記」の林芙美子役とまでいかないが、中々のネジけぶりw
IMAO
4.0

非常に興味深く観ました。街の酒屋さんの話で、この設定は成瀬の『乱れる』と似てるな〜、しかも高峰秀子が出てるし…と思ったら、元々は楠田芳子のオリジナル脚本を松山善三が潤色したそうな。(『乱れる』の脚本…

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milk
4.0

「この世界のどこかに自分を愛してくれる人がいる。」
結局はいい人しか出てこない。悲しい部分を映さず朗らかに。台詞回しがくさくも感じるけど良いし、印象に残る。姑問題とか問題の外側の温かさと人の心の温か…

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cuumma
4.0

最近観た「切腹」の小林正樹監督
こちらは打って変わって、ヒューマニズム溢れる庶民の家庭を描く

昭和30年頃
家業を継ぐ長男の嫁となったひろ子を中心に姑、小姑、義理の弟との日常のあれこれ…気苦労が多…

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ay
3.6
家族をやるのは難しいけど家族っていいよね、みたいな話だった。ミツイくんのこともっと掘り下げてほしかった〜。

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