ロイヤル劇場で同じく木下惠介監督が戦中に撮った「陸軍」に続いてみた。戦後になり、監督を思いを自由に描いた作品。まさに名作だった。
前半の戦前の素朴な小豆島の風景と子どもたちと先生の心温まるやりとり…
死ぬことも生きることも皆平等だからこそ、戦争というものの自分こそが正しいと生死を問わず猛進する様が、正義を振りかざす行為そのものが、非常に恐ろしい
先生と生徒というのはほんとうに不思議な関係だ…
日本映画史上に刻まれた傑作の中の1本。
これは泣くよね〜
木下惠介監督作品。
優しい女性教師と、彼女が担任した12人の子どもたちの運命を描いた物語です。
社会の理不尽さや時代の変遷のなかで…
つい最近、高峰秀子の「わたしの渡世日記上下」を読みました。
昭和を代表する女優で、天才子役の名を欲しいままに、幼児期から死ぬまで途切れる事なくご活躍され、演技も幅広く、一筋縄ではいかぬ家族の事で苦労…
週に一度昼に利用する蕎麦屋のBGMは唱歌だけ。何でそうしているのかは分からないけれど、今はすっかり慣れ親しんでしまった。『二十四の瞳』も数々の唱歌で彩られていて、でも、そこに製作者たちの核心があるよ…
>>続きを読む中盤まではホロライブがいなかった時代の貧しい娯楽の話だったが、ラスト30分(終戦後)からは泣きそうになった。高峰秀子、年齢の演じ分けしゅごい。これは反戦映画として、エンタメとして作られつつ観終わった…
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