【1954年キネマ旬報日本映画ベストテン 第1位】
木下恵介作品の中でも最も有名な本作、そこまでではなかったかな。序盤が本当に素晴らしくて、小豆島のある種閉鎖的な空気感もありつつ、自由な性格の先生と…
8月の終戦頃に観るのにおすすめの映画。
戦争を経験することはできないけど、少しでも知る機会になると思う。
戦争前後での小さな島である小豆島で、女性教師として生きていた大石先生がメインのお話。
戦争…
授業のシーンよりもずっと、大石先生が、生徒たちに容赦なく牙をむく現実に対し涙を流す場面の多いことに驚いた。
大石先生と、小さな小さな生徒たちが連なって桜の合間を駆ける電車ごっこの、きらめく日常を何…
やっとやっとやっと見る事ができたーーー
まだ戦後の余韻が残ってたのかもって思う年代に作られたこの『二十四の瞳』が見たかった
高峰秀子が可愛くて好きですし♡
自転車を分割で買う、幾らくらいだったの…
小さな島に新任の教師としてきたモダンな衣装の若い女性、請け負った12人と絆を深め、生徒たちが抱える家庭の事情などと向き合っていく、ほのぼのしつつも少し苦しい前半と、戦争に入っていき、悲惨且つ現実を受…
>>続きを読む静かだけと強烈な反戦メッセージ。
誰もが知っている唱歌の数々が郷愁を誘う。
大石先生は決して清廉潔白なだけでなく、着任当初は地元住人から陰口を叩かれていることを母親に愚痴ったり、学校の愚痴を夫にこ…
驚くような展開やドラマチックな場面があるわけではないのに、戦前のささやかながらキラキラした日常と、困窮や戦争にそれらが奪われていく理不尽さが切々としみる。
しかし戦前のおおらかな光景と、大恐慌や戦争…
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