どん底の生活でもふとした切っ掛けで人生何とかなるというペーソス溢れた作品。
このままどん詰まりで終わるのかと思っていたら、最後に救われてほっとした。人生は浮き雲のように、悪い場所にも良い場所にも流…
A・カウリスマキ監督の特質がそのまま出た秀作。絶望と希望を表情と独特の間により、微妙なバランスで描く正にカウリスマキワールド。どん底度の凄まじさ、しかし突破口はどこかにあるとこちらも信じられる作り。…
>>続きを読むうーむ、これも身につまされる作品だ。
不況が原因で職を失ってしまう中年夫婦のどん底から這い上がっていく物語。
数年前、僕が勤めていた会社が突然に倒産してしまったのだ。定年まで働けると思っていたか…
敗者三部作の一作目。苦境にいながらも愛を失わず支え合うラウリとイロナの関係が素敵で救われた。こんな夫婦に憧れる。電車でキスしたり、お花をプレゼントしたり、うちのめされ倒れた夫に優しく寄り添ったり、妻…
>>続きを読むもう最悪の状況ですよね。夫婦そろって失業。失業手当も夫は放棄、売った車の金でギャンブル、全てをする。新しく持ち金使って見つけた飲食店も給料もらえず。死にたくなるような状況に一筋の光が!
ここまで最悪…
基本的にはいつものカウリスマキではある。
しかし、淡々と進んでいく物語や抑揚の少ない会話から引き出される俳優たちの感情とその捉え方の精度がますます高まっている。
そして、女性の雇用や役割というもう一…
ヘルシンキ。市電の運転士とレストランの給仕長を務める夫婦に突如襲いかかるは、不条理なまでの日常の崩壊とかすかな希望。
初カウリスマキ。
名前の響きがいいよね、無理やり日本語ぽくしてみたら牛とリスと…
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