隠蔽された警官による暴行死を暴くべく、誰にもバレないように死体の首を持ち帰るというなかなかのサスペンスなシチュエーションは面白いのだが、如何せんスタンダードの画面いっぱいに小林正樹の酷い顔芸心理演技…
>>続きを読む第三者が冤罪を告発する『真昼の暗黒』系サスペンス。
狂気じみた主人公の造形が特異で骨太な作劇だとは思うが、小林桂樹の意気込みに反して進行が淡々としすぎているように感じた。
「幻の作品」だと身構えすぎ…
どこまでまじめに撮ってるのかわからんが、真相解明に異様なまでの執念をみせる小林桂樹のクドすぎる顔芸といい、死体の腐食をサスペンスのためのタイムリミットとしてしか扱わない倫理観のタガのはずれっぷりとい…
>>続きを読むいい加減に例えれば昔のドイツ犯罪映画みたいなオープニングのタイトルバックがカッコ良くて期待膨らむ。
警察の横暴をあばこうと気持ち悪いくらいの執念を燃やす弁護士の話かと思いきや、後半はタイトル通り「…