「ちょっとの間待ってると
黒服の人がすぐにやって来る
手に持つ小さなその斧で
彼が切り刻むのは 誰でしょう」
子供の遊び歌にしては恐ろしい歌詞だよなぁ…の伏線
大昔の家事過程も知れる
本当に大昔…
流石「メトロポリス」を撮ったフリッツラング監督。少女誘拐、猟奇快楽殺人、二重人格、刑法39条といったテーマを約100年前に提起していた先進性が凄い。ただ、やはり古い映画なので、最後の唐突な進行など気…
>>続きを読む 面白さより凄さというべきか。人の限界、法の限界それぞれが気持ち悪いくらい描かれていた本作。心理的にはそうなのだけれど法的に正しくない。大衆の正義が悪に対して振るう暴力的な大義。
終わり方が痛烈で…
ベルリンを舞台に、幼い少女ばかりを狙う連続殺人事件の捜査が遅々として進まない中、街の犯罪者、売春婦や浮浪者たちが手を組み、連続殺人犯を追う姿を描く。
犯罪者たちが犯罪者を追うという構造が秀逸であり…
最小限の台詞と音楽で、ショットの力だけでこれほど物語を表現できるのか。90年以上前の作品に感動できることに驚いた。狂気の演技はまったく古びていない。
終盤の私刑に関するディスカッションは、始祖にし…
とんでもなく恐ろしい映画だった。
第二次世界大戦直前、そしてホロコーストへ突き進んでいく直前のドイツ社会を描いているわけだから、とにかく暗い。
そして、連続殺人犯が世間を騒がせているわけだから、…