月は上りぬの作品情報・感想・評価

月は上りぬ1955年製作の映画)

上映日:1955年01月08日

製作国:

上映時間:102分

3.8

あらすじ

『月は上りぬ』に投稿された感想・評価

4.3

小津さんの空ショットがやたら好きで、なんでこんなに好きなのかとずっと思ってたけど、そこに感情や想いがうごめいていて、人がいないはずなのにすごく人の雰囲気があり、それが切なさや哀愁を色濃くしているから…

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それこそ小津とかもやっているけど、各部屋、別の空間の区別が面白い。勿論、前景/後景のような区別と、深い奥行きとか視覚的に面白いショットから、電話かける練習するシーンのあたりが特に良かった。電話相手を…

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3.5

<邦画強化月間#11>

可愛らしい秀作。
ちょっと家父長制的な匂いがきついが、物語の時代にあっているので仕方がない。時代遅れしている感じは否めないが。
田中絹代が監督していることで、それがいいか悪…

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田中絹代監督作は教科書臭くて苦手だがこれは。
4.1

なんて可愛らしい映画ですこと。
お月見のシーンの遠ざかる2人の足元のカットで恥ずかしながら胸がキューッとなりました。

・離れみたいになっている和室が舞台装置として面白かった。

・月光が差した廊下…

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Mo
3.9

小津安二郎と田中絹代の良き時代の世界観がユーモア溢れる描き方で魅力的だった。
まさか田中絹代がよねや役とは!そこのユーモア性もすごく良かった。

舞台が奈良だったり、秋の情景や、月見、電報が万葉集か…

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これは素晴らしい。恋の成就の輝きが、観ていてとても眩しかった。
パッと見のビジュアルは小津映画なのに、瑞々しい恋愛要素マシマシなのはやはり女性監督だからだろうか。
北原三枝の顔が後年と違って見えた。
koss
4.1

小津安二郎のテキストを女性版に読み替えた。田中絹代が監督二作目にして独自の作家性を掴んだ。何ともキュートで可愛らしい作品。

この作品は当初、小津が三女役を高峰秀子で撮る予定だったが叶わず立ち消えに…

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