「信じるとか信じないとかそういうのは女の子に占わすさ」オシャレで好きなセリフ
同じ監督作の「神々のたそがれ」よりは断然観やすいけど相変わらず話が頭に入って来にくいし、主人公のバックボーンや考え方が…
生きて働け。
1度ナチス側についた男ラザレフはロシア側に投降。信用されるために色々試されることに…
凄まじい映像に圧倒されっぱなしの本作。ラザレフの背景が一切見えてこないままストーリーが進んでい…
混沌、疑念、恐怖、そして誤解と矛盾に満ちた人間たちの姿。
ラザレフの過去は明かされず、彼がなぜ裏切ったのか、その動機は観客に委ねられる。
しかし、重要なのは「なぜ」ではなく、彼が「何をしたか」。行動…
黒沢清は、「世界から空間と時間を切り取り、そしてその切り取られた画面から、その外側の世界の広がりを想起させる」機能こそが、映画の本質的な力であると語った(『黒沢清、21世紀の映画を語る』)。この語り…
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