道中の点検の作品情報・感想・評価

道中の点検1971年製作の映画)

TROVERNA NA DOROGAKH

製作国:

上映時間:97分

ジャンル:

3.8

『道中の点検』に投稿された感想・評価

3.8
339件のレビュー
モノクロに映える雪景色、吐く息の白さが厳しい寒さを物語る。お話よりも幾多のショットの画の強さが鮮烈に残る。冒頭のスコープ越しの攻撃、舟にすし詰めの捕虜、サイレンと機関銃。要所に立ち上る炎が印象的。
拘泥
3.9
意外と何もない

「信じるとか信じないとかそういうのは女の子に占わすさ」オシャレで好きなセリフ

同じ監督作の「神々のたそがれ」よりは断然観やすいけど相変わらず話が頭に入って来にくいし、主人公のバックボーンや考え方が…

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3.5
思ったよりもエンタメ映画
3.8

生きて働け。

1度ナチス側についた男ラザレフはロシア側に投降。信用されるために色々試されることに…

凄まじい映像に圧倒されっぱなしの本作。ラザレフの背景が一切見えてこないままストーリーが進んでい…

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Juzo
4.8

混沌、疑念、恐怖、そして誤解と矛盾に満ちた人間たちの姿。
ラザレフの過去は明かされず、彼がなぜ裏切ったのか、その動機は観客に委ねられる。
しかし、重要なのは「なぜ」ではなく、彼が「何をしたか」。行動…

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おもったより普通の映画だった。人が話し出すときに寄る感じとか大仰な切り返しとか西部劇みたい。途方もないはずの空間の広がりもじんわりとしか伝わってこない。シネスコなのがよくわからない。道と線路はよい。

黒沢清は、「世界から空間と時間を切り取り、そしてその切り取られた画面から、その外側の世界の広がりを想起させる」機能こそが、映画の本質的な力であると語った(『黒沢清、21世紀の映画を語る』)。この語り…

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3.8
汚名が一生返上できないの辛い
2024.103

圧倒的な映像表現でとてつもない緊迫感

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