価値観の古臭さが気になってなかなか入り込めなかったが、実は戦後の古い価値観のなかでも、紀子は堅物であることに気づいたときになんとなくこの映画の見方が定まった。これはなんとなく幸せな現状から抜け出せな…
>>続きを読む20代のうちに結婚できなければ
女はおしまいだとか
再婚は汚らわしいだとか
ストーリーの土台になってる価値観が
もう現代の時代劇の域だねー
役者はみんな役のイメージに
ピッタリすぎるくらいピッタリ…
小津安二郎監督作品
婚期を逃しかけている娘とその父親の平凡な日常を描く
結婚を巡る父と娘の物語に、当時の日本の美しさがギュッと凝縮された2時間弱
親子の在り方や結婚への価値観を考えさせられ、切な…
紀子三部作。今回は父娘二人暮らしだからか全体的に暗かった。旅行中の夜に二人で語り合うシーンはこのために映画撮ったのでは、と思うくらい気合い入ってた。「それが人間生活の営みの歴史」だっけな?名言だ。笠…
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