【1971年キネマ旬報外国映画ベストテン 第1位】
ルキノ・ヴィスコンティの代表作。主人公が出会う美少年タッジオを演じたビョルン・アンドレセンがあまりに美しいと世界で大人気になった。カンヌ映画祭にも…
見境なく映画を漁っていた中学時代におそらく観たのであろう。見覚えのある白と美貌だった。
冒頭の音楽、長いし気持ちよくなれないなあと思っていたけど、それはこの物語を表していたんだなー。
自らの作家…
マーラーのアダージョが映画全編のリズムを作っている。ドキュメンタリーのように観察するようにカメラは流れる。
だがやはり今観ると古めかしい印象は否めない。植民地主義を体現したようなアッシェンバッハの振…
くすんだ色彩の映像が美しい作品
マーラーの音楽に誘われ、気分は夏のベニスで避暑を楽しむ上流階級のご婦人
モブキャラのご婦人方の帽子がすごい
盛って盛って盛りまくり
サイズも装飾も桁違い
それなのに…
初のルキノ・ヴィスコンティ監督作
トーマス・マン原作
音楽家の男がベニスのホテルで見かけた超美貌の少年に惚れてしまう話
時を同じくして、ベニスではコレラが蔓延していた
ほとんどセリフはなく、情景…
気持ち悪い中年の売れない作曲家がベニスで美しすぎる少年を見つけてストーカーするけど、途中でコレラになって、体力的に限界迎えるけど、美しすぎる少年を見ながら死ぬ話。
タージオの天使的な、でも挑戦的な…
骨董屋:工藤さん、ヴィスコンティ観てないんですって?郵便配達は二度ベルを鳴らす、あれはネオリアリズムの原点ですよ。それから若者のすべて。ねえ。夏の嵐、地獄に堕ちた勇者ども、家族の肖像、イノセント。あ…
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