作曲家グスタフ=アッシェンバッハが静養のためにベニスに訪れ、彼の思い描く最高の美(少年)タージオに出会い苦悩するという、、。
おそらく解釈は人それぞれ、理解するのにはまだ自分が若すぎた気しかしない…
少年が『日出処の天子』の厩戸の王子そのもので驚いた。体のバランス、線までそっくり。山岸凉子先生はこのコをモデルにしたのだろうか。
映像、音楽、全てが美しく、ずっと観ていられる。愛に囚われたおじさん…
初のルキノ・ヴィスコンティ監督作
トーマス・マン原作
音楽家の男がベニスのホテルで見かけた超美貌の少年に惚れてしまう話
時を同じくして、ベニスではコレラが蔓延していた
ほとんどセリフはなく、情景…
気持ち悪い中年の売れない作曲家がベニスで美しすぎる少年を見つけてストーカーするけど、途中でコレラになって、体力的に限界迎えるけど、美しすぎる少年を見ながら死ぬ話。
タージオの天使的な、でも挑戦的な…
骨董屋:工藤さん、ヴィスコンティ観てないんですって?郵便配達は二度ベルを鳴らす、あれはネオリアリズムの原点ですよ。それから若者のすべて。ねえ。夏の嵐、地獄に堕ちた勇者ども、家族の肖像、イノセント。あ…
>>続きを読む2025-84
飽くなき美を求め、美に取り憑かれた男の話。
まるでルネサンス絵画から飛び出してきたかのような、中性的で端正な顔立ちの少年タッジオ。
その圧倒的な美しさたるや、思わず息を呑んでしまう…