題:映画表現の極み
製作:1971年、イタリア映画、ワーナー配給
監督:ルキノ・ビスコンティ
原作:トーマス・マンの同名小説
何を映像で、何を音楽で、何を台詞で、何を演技で、何を役者で表現するか…
主人公は高名な音楽家。原作では、小説家でした。彼は美についてよく理解していた筈なのですが、頭のなかで構築された美の理想像をはるかにりょうがする、超美少年に旅行先のベニスで出会ってしまい、とりこになり…
>>続きを読む初のルキノ・ヴィスコンティ監督作
トーマス・マン原作
音楽家の男がベニスのホテルで見かけた超美貌の少年に惚れてしまう話
時を同じくして、ベニスではコレラが蔓延していた
ほとんどセリフはなく、情景…
気持ち悪い中年の売れない作曲家がベニスで美しすぎる少年を見つけてストーカーするけど、途中でコレラになって、体力的に限界迎えるけど、美しすぎる少年を見ながら死ぬ話。
タージオの天使的な、でも挑戦的な…
骨董屋:工藤さん、ヴィスコンティ観てないんですって?郵便配達は二度ベルを鳴らす、あれはネオリアリズムの原点ですよ。それから若者のすべて。ねえ。夏の嵐、地獄に堕ちた勇者ども、家族の肖像、イノセント。あ…
>>続きを読む2025-84
飽くなき美を求め、美に取り憑かれた男の話。
まるでルネサンス絵画から飛び出してきたかのような、中性的で端正な顔立ちの少年タッジオ。
その圧倒的な美しさたるや、思わず息を呑んでしまう…