揺れる大地の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 7ページ目

『揺れる大地』に投稿された感想・評価

3.4
イタリアなのにドイツ並みの暗さ
人生上手くいかないもんだな…
いつ幸運がくるかも、それが続くかも分からない
皆が立ち上がれば変わったろうに、ひとりじゃなんもできない
3.7

シチリアの貧しい漁村、貧困から抜け出せない漁業に蔓延る搾取の構図に疑問を投げかける。仲買の仕事を搾取と位置付けるが、仕入れた魚を売り切らねばならぬ仲買の仕事を、ヴィスコンティは安易に否定している訳で…

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kazun
4.5

イタリアの漁村での一家の様子が描かれるのですが、男たち、女たちそれぞれの仕事が生き生きと描かれていて引き込まれます。

長男のウントーニは兵役帰りで外の世界を知っているので仲買に搾取されている事に問…

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資本家階級が労働者階級を搾取する社会構造を、海沿いの町で暮らす漁師たちの生活を通して描いた映画。

漁の稼ぎを横取りする仲買人からの独立を目指したウントーニが地位や恋人、仕事を失っていく話で、個人の…

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"石に穴を開けるには時間がかかる"ちっとも釣り合いの取れていない神様の天秤!「人間が人間を搾取する物語」= 現実社会の構図を浮き彫りにするネオレアリズモ

これではいかん!何度でも言うぞ。助けられる…

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村田
4.5
🎞搾取に逆らって独立した漁師の栄枯盛衰
👍シチリアの市井と漁村風景のリアリティ
👎業者の具体像は序盤でも示しておくべき
口
4.2

少量のワインとパン、塩漬けニシン。
これぞネオレアリズモ。
貴族映画のイメージが強いヴィスコンティ(彼はミラノの名門貴族出身)だが、このような内容も撮れるのかと心底驚かされた。
キャストも現地の素人…

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3.0

ルキノ・ヴィスコンティお得意の、一家の栄枯盛衰を映画という短時間の枠におさめながら圧倒的な映像の美しさで描き切った重厚な一本。漁村という小さなコミュニティでの隆盛、そして村八分状態からの再興とふたた…

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brian
4.5

イタリア・シチリア島の漁村を舞台に、漁民一家のたどる艱難辛苦の日々をドキュメンタリータッチで描いたネオ・レアリズモの代表的作品。

一家を支えるウントーニ(アントニオ・アルチディアコノ)の考え方や行…

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RIO
4.6

古い習慣を破ろうとする力
利権を守ろうとする力がぶつかる

網に捕まった魚のように
身動きの取れない漁師たちの苦境

自然というのは残酷
雪ダルマのように不幸に襲われて
バラストロの一家はどん底まで…

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