揺れる大地の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 7ページ目

『揺れる大地』に投稿された感想・評価

梶岡
4.0

イタリア語を学び始めて4年が経ちますが、本土の使用語彙との差がありすぎて全く聞き取れないシチリア方言…🇮🇹

…それはさておいて、社会派、と言うよりもむしろ、貧困に喘ぎ続けるシチリアの社会そのものを…

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ヴィスコンティ監督のデビュー作「郵便配達は二度ベルを鳴らす」(1942)に続く2作目。イタリア・ネオリアリズモの代表的作品。シチリア島の漁村を舞台に、ある若い漁師の独立の試みと挫折を描く。原題は「L…

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排路
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女群西部へ!の後は「ハリウッド」の見方が通用しない新しい映画を見たいと思い、たまたま未見のヴィスコンティを見たが、やはりキツイ。塩漬けされたイワシはそれ以上でもそれ以下でもない、島民たち歩くのがやけ…

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3.4
イタリアなのにドイツ並みの暗さ
人生上手くいかないもんだな…
いつ幸運がくるかも、それが続くかも分からない
皆が立ち上がれば変わったろうに、ひとりじゃなんもできない
3.7

シチリアの貧しい漁村、貧困から抜け出せない漁業に蔓延る搾取の構図に疑問を投げかける。仲買の仕事を搾取と位置付けるが、仕入れた魚を売り切らねばならぬ仲買の仕事を、ヴィスコンティは安易に否定している訳で…

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kazun
3.6

イタリアの漁村での一家の様子が描かれるのですが、男たち、女たちそれぞれの仕事が生き生きと描かれていて引き込まれます。

長男のウントーニは兵役帰りで外の世界を知っているので仲買に搾取されている事に問…

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資本家階級が労働者階級を搾取する社会構造を、海沿いの町で暮らす漁師たちの生活を通して描いた映画。

漁の稼ぎを横取りする仲買人からの独立を目指したウントーニが地位や恋人、仕事を失っていく話で、個人の…

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"石に穴を開けるには時間がかかる"ちっとも釣り合いの取れていない神様の天秤!「人間が人間を搾取する物語」= 現実社会の構図を浮き彫りにするネオレアリズモ

これではいかん!何度でも言うぞ。助けられる…

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村田
4.5
🎞搾取に逆らって独立した漁師の栄枯盛衰
👍シチリアの市井と漁村風景のリアリティ
👎業者の具体像は序盤でも示しておくべき
口
4.2

少量のワインとパン、塩漬けニシン。
これぞネオレアリズモ。
貴族映画のイメージが強いヴィスコンティ(彼はミラノの名門貴族出身)だが、このような内容も撮れるのかと心底驚かされた。
キャストも現地の素人…

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2025/05/04 02:00現在

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