簪(かんざし)の作品情報・感想・評価

『簪(かんざし)』に投稿された感想・評価

昭和16年の作品。田中絹代がすでにあまりキレイでない。女性はあごのあたりに歳が出ますね。清水宏とは、このころは、仲が良かったんでしょうか。得意の大船調なんですが、続けて観ると結構引き出しの少ない監督…

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tntn
4.2
最後の田中絹代の足取りに、今ここで映画が終わって欲しいような、いつまでも続いて欲しいような気持ちにさせられる。
S
-
2025.0406
Aoyoao
5.0

清水宏監督、井伏鱒二原作。

上映時間71分。
悲喜こもごもの情緒が豊かに詰まった名作だ。

山あいのひなびた温泉旅館を舞台に繰り広げられる人間模様。
情緒が足の裏に突き刺さりケガをした納村(笠智衆…

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清水宏監督の「按摩と女」(1938)に次ぐ温泉地映画。井伏鱒二の短編「四つの浴槽」(1938:後に「かんざし」に改題)を映画化。主演:田中絹代(当時32歳)笠智衆(当時37歳)。

東京の女である恵…

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MG
-
笠智衆さん若い

情緒的イリュージョン 大ウケ ダグラス・サークを凌ぐほどのメロドラマだし、ジャック・ロジエを凌ぐほどのヴァカンス映画だということもできる 田中絹代ももちろんだが笠智衆のえも言われぬ素晴らしさよ

「…

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夏の下部温泉に連泊している人々の中で、笠智衆演じる納村の足にかんざしが刺さり、田中絹代演じる恵美が謝りに来る。
階段の高低や川の流れ、旅館の奥行き、印象的なセリフ、リハビリを使って画面に繰り返しと差…

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Coral
-
台詞や動作の間が心地よい
人生ベスト級
shuki
4.2

脚本やばい。台詞に隙がない。「泣きたくなっちゃった。泣かせてね」って凄いな。

時折挟まれる移動ショットの格好良さと基本の緩さ。最高のヴァカンス映画。こんな映画いま作れないのかね。

どうでも良いけ…

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