微笑みデブという秀逸なネーミング。
キューブリック監督の有り難みがいまいちわからんけど選曲のセンスは毎回ツボ。
普通の戦争モノって、戦場に出てからの方が映画として盛り上がる。
この作品は微笑みデブ…
人間の壊し方という説明書でも読んでるよう。まず人格を破壊され戦地に送り込まれた兵士たちは、実戦を経てさらに人間性が失われてゆく。それがプラスアルファとなって戦争を成功させる秘訣でもあるかのようにも見…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
「微笑みデブ」この単語に惹かれ視聴。
主人公普通にコイツかと思ったら隣のヤツだった。
ハートマン軍曹は「この映画まったく見たことないはずなのにどこかで見たことがある」という部門においてヒトラーに次い…
「リアル」な戦争というよりは戦争の「狂気」を存分に伝えてくれる映画だった。
さすがは巨匠キューブリック監督。人間の狂気を描かせたら彼の右に出るものはいない。
良くも悪くも前半の新隊員教育パートのイ…
戦争は地獄。
元海兵隊教官のR・リー・アーメイが演じる鬼教官『ハートマン軍曹』のキャラクターはあまりにも印象的で暴力的。
閉ざされた社会で起こりがちなカーストの描写あたりも
個人的には前半のイン…
ミッキーマウスの歌を選ぶあたりがうまいし狂っててキューブリックらしいなと思った。キューブリックのそういう狂い具合が大好き。前半ラストの"フルメタルジャケット"痺れた。
最後のshoot meの場面…
2名のメタモルフォーゼを描いた傑作映画。
殺人シーンの対比が効いていて、前半が正気→狂気、後半が狂気→正気になっている。
正気になったからこそマッキーマウスのテーマを歌って没個性化しないとやってられ…
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