ある時期以降の内田映画が醸す「どうだ参ったか!」感をどう捉えたらいいかいまだに分からないのだが、これも突然のモノクロ化(宮本武蔵』4部)とラストショットにおける青ホリゾントと赤スモークの原色に戸惑う…
>>続きを読む辰巳柳太郎の吉良常がほとんど全部持っていった(しかし三州の生まれなのに江戸訛りなのはどういう設定?)が、クライマックスの鶴田浩二のカチコミに作品のすべてを収斂させる構成も見事。「花の吉原百人斬り」で…
>>続きを読む内田吐夢監督の、沢島忠「飛車角」のより重厚さを増したリメイク作品と云った印象で、「続飛車角」と併せた沢島版の方が好みだ。吉良常が月形龍之介から辰巳柳太郎、おとよが佐久間良子から藤純子、青成瓢吉が梅宮…
>>続きを読むほとんど主役と言っていい辰巳柳太郎の懐の深さは、死の間際には自ら銀杏の木に向かい銃を撃って亡き親分に思いを馳せる姿で完結する、あくまでも仕える者として人生を終える美しさ。そのあとの飛車角の出入りで画…
>>続きを読む1963年公開「人生劇場 飛車角」のリメイク作品。
大正十四年。上海から戻ってきた吉良常は、亡き主人の息子である瓢吉を訪ね、中学時代の恩師である黒馬と共に同居することになった。
一方飛車角は、小金…
コレはヤクザ映画・任侠映画じゃないね
立派な人間ドラマ・ラブストーリーの傑作
普通だったらカチ込みの添え物だったけど
飛車角・宮川・おとよの関係をキッチリ描いたお陰で<映画>になっていた
ラストカ…
〖1960年代映画:任侠映画:小説実写映画化:リメイク:東映〗
1968年製作で、尾崎士郎の小説『人生劇場・残侠篇』の実写映画化で、1963年製作の『人生劇場 飛車角』のリメイクの任侠映画らしい⁉️…