おぞましいコバーン。若き日の姿は荒いフィルムのグレインとバカズームで表現される。寒い部屋で妻が亡くなっているのを知りながら飲んでいるコバーン。その妻の搾取された時間を思う時。ノルティは街から出て行っ…
>>続きを読む人生で何本目かのポールシュレイダー監督作品。救いを求めるがあまりその行為が逆説的に呪いに変質してしまい、やがて破滅へと向かう男を描く。
雪国の風景はかつて観たコーエン兄弟の作品を思い起こさせるがそれ…
「事実は単なる事実であり
歴史としては残らない」
うーん。
とてもつまらなかった・・。
過去のトラウマが常にあるとはいえ
ニック・ノルティ終始
いらいらしっぱなしだし
周りに当たりっぱなしだし
…
今のアメリカで信頼出来る数少ない監督の1人。インデアンランナーを彷彿させる。喫煙者はメタファーとして有効。アルコール依存から来る妄想、田舎ノワール、家族崩壊が雪のヴィジュアルに絡まり精神が凍死した男…
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父親の暴力に怯えた過去を持つ中年男の血の宿命の悲劇を描いたドラマ
雪深い静かな田舎町に住む警官ウェイド。子供の頃はアル中の父の暴力に怯え、妻とは離婚していた弟は町を出て大学教授になっていた。ある…
絶対に正月に見る映画じゃなかった。
それぐらい新年早々、絶望の淵に立たされるような作品だった。
村社会で色々とうまくいっていない主人公は
途中いくつも救いの手があったにも関わらず
それらの選択を全て…