クストリッツァの「アンダーグラウンド」を彷彿させる戦争の悲喜劇を描いた傑作。もの凄い熱量で日中戦争を描いている。チアン・ウェンが監督・主演。カンヌでグランプリを受賞したが、中国では上映禁止に加え、本…
>>続きを読む【“鬼“とはなんぞや❓】
※過去鑑賞記録です。
内容はかなり忘れちゃいましたけど、好きなのは覚えています。
そして、今回もうろ覚えなりにネタバレします。
これから観る方は読まないことをオススメし…
いわゆる抗日映画というものに位置付けられている作品ではあるけど、単純に反日感情を高めるために制作された意図は感じられず、さらに深淵を覗きみる試みが行われている。
戦争下という異常事態において、人間…
善意は暴力を止め得るか?
村人たちは、「殺してしまえば日本兵と同じだ」と言って、捕虜を殺さずに囲いの中で世話をする。だがその“善意”は、無知と恐怖とで曖昧に揺れており、いつ破綻してもおかしくない。…
謎の男“私”にマーが無理やり押し付けられた麻袋には、日本兵花屋とその通訳が入れられていた。
男は、年の瀬の30日には取りに来るので、それまで預かっていること、その間、尋問をすることを言い渡す。
掛甲…
激しく動くカメラとモンタージュの力強いモノクロ映像、ユーモアとシリアスが混じり合ったストーリー展開、チアン・ウェンと香川照之の狂演で、圧倒的インパクト。
最初は『太陽の少年』と雰囲気全然違うなってビ…