季節のはざまでに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『季節のはざまで』に投稿された感想・評価

myk
3.4
秋の夜長にノスタルジーに浸るにはいいかな。ささやくような歌声が懐かしみを運んでくれる。

「子どもでいるって難しいでしょう」
ですよね、て感じ

サラ・ベルナールがミュシャの絵から出てきたようだった。

 ダニエル・シュミットの少年時代の記憶。スイス山中のホテルを経営していた祖父母。そこで育った自分。そのホテルが取り壊されるというので、見に来た。無人のホテル内を歩く。ホテルの舞台の幻覚。歌うイングリ…

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えす
3.7

廊下の長さや階段の昇降によって喚起される甘美な記憶。鏡を切り返して現れる”お友達“との会話を聞いてしまう場面から、その境界線を意識させるのと同時に仄かな緊張感が漂っている。イングリット・カーフェンの…

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3.5
おしゃれで温かくて、でも切なくて…。

という雰囲気はとても好きだったし、ラストカットが猛烈に綺麗。

ただ、ミュージカル映画くらい歌うのがちょっと苦手で、そこまでハマれなかった。
良かった。
    でも
サミーフレイもストーリーも装飾も好きなのにあまりお腹いっぱいにはならなかった気がする。

初めて早稲田松竹に行ったけど、西の都市とは違った客層の悪さに驚いた。ははは
Kota
4.0
ダニエル・シュミット監督作。スイス映画といふ括り。おとぎばなしのやうな優しさ、私の病める魂を慰める、恍惚として画面に見入つて了つた。心地良い時間であつた。
3.5
思い出は一瞬一瞬の積み重ね。若さも栄光も永遠に続かない。当たり前のことを改めて言われているような気がして、胸がジーン。
本作、デジタルリマスター版で干渉したので、レビューは、そちらの方(パングロスの映画一覧で本枠の一つ前)をご覧ください。
4.0
・主人公の少年時代がかわいい
・ホテルの装飾やテーブルコーディネートなどが美しい
・音楽も美しくて…すみませんウトウトしました
・鍵穴からの光景がこちらとしても衝撃

ダニエル・シュミットのエッセイのような映画。幼少時に過ごした、いまは廃墟となったホテルを訪れて、蘇る記憶を眺めていくという設定に特化した作品。思い切りが良いというか、現在に何かが起こるわけではなく、…

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