昭和時代は家の近くに松竹東映東宝と邦画直営映画館があり、看板を見るだけでもワクワクした。
「道頓堀川」は公開当時(僕は高校生だった記憶)ガラガラの横浜松竹で観て、
ヘンな映画としっかり記憶していた。…
BS松竹東急の『よる8銀座シネマ』で鑑賞。
道頓堀に暮らす人々の人間模様。美大生の安岡邦彦(真田広之)と小料理屋ママ まち子(松坂慶子)の恋愛と、元ハスラーの武内鉄男(山﨑努)とハスラーを目指す政…
当時の愛人、松阪慶子の濡れ場を撮りたくて仕方のない深作監督の欲望と、彼女のヌードが観たいだけのおじさま達の欲望が見事にシンクロ、気が抜けて焦点の定まらないアウトロー物語は演者のテンションも見事空回り…
>>続きを読む「青が散る」「泥の河」「螢川」「ドナウの旅人」「流転の海」「優駿」等で数々の文学賞を受賞した宮本輝による同名小説の映画化。監督は深作欣二。
大阪の繁華街・道頓堀を舞台に、19歳の純朴な美大生と年上…
考えてもみなかったほど悲しい結末を迎える人間ドラマ。 政夫とマスターが勝負するラストのビリヤードのシーンも見応えあるが、やはり一歩踏み出した邦彦とまち子に訪れると不安が悲しすぎてたまらない。 松坂慶…
>>続きを読む監督 深作銀二、原作 宮本輝、ハスラー対決や悲恋を描く。
主演は、松坂慶子と真田広之、共演は山﨑努、佐藤浩市、加賀まりこ、渡瀬恒彦ほか。
大阪の道頓堀川には、夜はネオン街となり華やかさを増す。…