奇跡の海のネタバレレビュー・内容・結末 - 2ページ目

ラース・フォン・トリアー監督なので鑑賞。信仰を重んじる純粋無垢な女性が、最愛の夫に献身的に尽くす話。厳しい戒律の宗教、狂信的な愛情と信仰、地方の閉塞感、自己犠牲。人間や社会の嫌な部分をえぐり出すのが…

依存性の高い女性が結婚し、夫が重大な怪我をして錯乱する話。夫は怪我で全身麻痺になってしまう。夫のうわ言を真に受けて、色んな男性と関係をもつが、その結果教会から追放される。最後は主人公が死亡するが、追…

ベスは何によってこの結末を迎えたのか。リチャードソン医師は、「神経症」や「分裂症」ではなく「善意」が彼女をそうさせた、と語る。彼女は利他的に振る舞う。プロテスタントの重視する信仰を極限まで突き詰めた…

愛によって生かされ愛によって身を滅ぼす悲劇でありながら最後にその尊い一途な愛に救いをもたらし肯定する純愛映画。


回復の見込めないヤンの容態。それを救おうとして身も心もやつれ、あの小さな社会の中で…

「どうやって言葉を愛すの？言葉と愛しあうことはできない。愛しあえるのは人間だけよ。そうして人は完全になるの」

この言葉がベスとヤンの信仰そのものだった。知的障害のあるベスと、粗野なヤンの間に、こ…

ジャンヌダルクってこんな感じの人だったんだろうなあ。事故で半身不随の夫からお前、いろんな男とヤってこい、と言われてホントにやってしまう妻。NTR属性持ちの夫のことを溺愛する為、なんでもいいなり(精神…

• #ラース・フォン・トリアーはメンヘラ女に厳しすぎるのだ