金かかってんなーというセットや群衆シーン
どんどん不景気になっていく社会の不安や閉塞感、フラストレーションが、ラストにガッと爆発するような乱舞シーンはかなり見もの。
ストーリーはわりととっ散らか…
1866年。
6年前、沖合でアメリカ商船に積荷をする仕事をしていた源次(泉谷しげる)は難船でそのままアメリカで暮らしていた。
村に残してきた妻のイネ(桃井かおり)恋しさに帰国してきたが、イネは江戸の…
話がまとまっていないので150分もあるとさすがにだれてくる。浮き足立っているのが感じは伝わってくるのは幕末の江戸から明治への変換期のせいなのか。 ラストのええじゃないかの狂乱と尻出し放尿は見ものだが…
>>続きを読むキチンと撮ればどん底レベルの映画になったと思うんだけど
今村昌平のアレやりたいコレやりたいを撮りまくったせいでトッ散らかった惜しい映画だった
ただし演技は最高
やっぱり桃井かおりと緒形拳が飛び抜け…
政情不安定な世の中への不満を打ちこわしや一揆や世直しといったという形で噴出させた民衆を利用しようとする薩長や商人の姑息さも面白いが、やはりじわじわと疫病の如く日本列島を覆い尽くすラストの狂乱が良い。…
>>続きを読む江戸末期のええじゃないかの運動体を今村昌平原作で描く。
原作もという意欲と創造する力は凄いと思うけど、何故か面白さに繋がらなかった。
豪華な江戸のセットに豪華なキャスティングに素晴らしい演技、な…
これは、ラストの展開の痛快さを感じるためだけの映画である。そこに至るまでの物語が、無用にデカすぎるのだ。
オープンセットは凄い。ロケもいい。しかし、それを包む物語が広くなってしまい、拡散している。結…