スタインベックの名作を映画化。 移住労働者たちが苦難にも負けずに生き延びていく姿を描いた映画です。
本では読んでいたが、映画になっているとは知らず随分経ってから鑑賞。
ストーリーは原作に沿ったものな…
トラクターの登場による農業改革によって仕事も家も失った農家の一家が仕事を探してカリフォルニアを目指すのだか、大恐慌も重なり仕事がなかなか見つからないで苦労する話
富裕層が貧困層から搾取するシステムな…
これは怒ってますわ。世界恐慌にダストボウル(表土を剥がす砂嵐)、農耕の機械化。世紀末かよ、と思うほど荒廃したオクラホマを追い払われて、カリフォルニアに向かう小作農民たちに降りかかる数々の試練。窮乏…
>>続きを読む授業用に鑑賞。
正直、あんまりこういう胸が痛む映画は好きじゃない(・_・、)
でも、ちょこちょことお互いを思いやる描写が出てきて、恐慌の時代はああして助け合ってきたのかなと救われた気分になった。…
このレビューはネタバレを含みます
大資本によって農民が苦境に晒されるというテーマは日本で言えば「蟹工船」的なものを感じる。
それはそれで人としての尊厳を考えさせられる部分でもあるけど、そのテーマと共に主人公トムとその母親の親子の絆が…
アメリカ映画史上に残る名作なのは確かだが、食堂のかみさんが主人公の貧農一家に5セントのアメを2本で1セントで売り、それを見ていた2人の男性客が食事の代金を多めに払うシーンが特に好き。「つりは取ってお…
>>続きを読む