序盤からの張り込みシークエンスはもう少しタイトにまとめてほしかった。張り込み中の主人公らが不審がられる演出がやや邪魔くさい。
ある登場人物が見せる生き生きとした人間らしさと、それを剥奪される絶望を非…
冒頭の列車での移動シーンの長さにまず驚きました。1950年代って帰省時期じゃなくとも列車は普段からあんなに混んでいたんですか?
前半の遠くからでも心が「死んだ」状態であることが容易に窺える日常から、…
犯人の元恋人似合いに来るのではないな
確信はないまま、はるばる東京から夜行列車で佐賀に向かう
当時だったどれぐらいかかったのだろうか?汽車というのもびっくり!
席も満員に近く、通路に座り込むスタイル…
殺しの共犯の男が銃を所持したまま、かつて愛した女を訪ねて来るのでは、その可能性にかけて張り込みをする二人の刑事。
女の秘めた恋情といったものが主題かな。
判を押したような毎日を送る地味な後妻の女が…
短編をうまく長編にしたというよりは、正直短編を単純に引き延ばしたという感じで、今では考えられない冒頭の長旅を含め、この間延び感が張込みの過酷さを物語っているという意図であるのならば成功なのかもしれな…
>>続きを読むこないだNHK-FMで松本清張短編集の朗読をやっていて、にわかに清張熱が高まったので拝見。
後に「ゼロの焦点」「砂の器」「鬼畜」「疑惑」など松本清張原作映画を数多く撮ることになる野村芳太郎が監督、脚…
▼5/10/25鑑賞
【特集上映(横溝正史と松本清張――映画で味わう至高のミステリー対決)(35mm)】
https://x.com/LionGAOH/status/1921170848834060…
〖1950年代映画:サスペンス:小説実写映画化:松竹〗
1958年製作で、松本清張の同名小説の実写映画化で、兇悪犯を追う刑事の姿を描いたセミ・ドキュメンタリのサスペンス映画らしい⁉️
松本清張ワール…
野村芳太郎×松本清張×橋本忍の名トリオが初めてタッグを組んだ作品。
冒頭約7分に及ぶ横浜から佐賀までの列車移動のシーンが秀逸。その後「さあ、張込みだ!」の声とともに、刑事の目元のドアップが映されて…