青い目の蝶々さんの作品情報・感想・評価

「青い目の蝶々さん」に投稿された感想・評価

大女優(シャーリー・マクレーン)と
映画監督(イヴ・モンタン)の夫妻。
妻を主演に数々の名作を撮り
賞賛されてきた夫。

妻に頼らずとも成功してみせる!
と一念発起の夫。日本に渡り、
『蝶々夫人』の撮影に取り掛かる。

こっそり夫の後を追い来日した妻。
スッとした引き目のメイクと
黒のカラコンでゲイシャに変装。
彼女がすっかり気に入った夫は、
妻とは知らずヒロイン役に抜擢!


前半から中盤辺りで、
“アメリカに居る”妻と
“遠距離”ラブコールする夫。

舞台芝居と同じ様に、両者の
居る場所を、間仕切りした
同セット内に作って撮影。
ほんの2mしか離れてない所に
夫と妻が居るのが可笑しい。(笑)


ドタバタ喜劇も、話が進むに
つれ夫婦愛がドラマチックに
描かれていきます。

河口湖の富士山と桜、
金閣寺、安芸の宮島と、
美しい日本の情景、
ランドマークをバックに、
順調に進む撮影。

ようやく妻だと気付き、複雑な
心中で撮影を続ける夫と、
オールUPでガチに泣き崩れる
妻が切ない。

―――そして、感動のラスト!
舞台挨拶に立つシーンは、
もう、涙ものです…!♪


キャリア開始時の曽我町子
(23歳)が出てるんだけど、
どこに出てたのか判らんかった~。
Makiko

Makikoの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

古い作品、しかもハリウッド映画なのに日本の文化を非常に尊重したつくり。むしろ日本アゲしすぎでは?
監督がカメラマンとしてすごい人らしく(無知)、カラーで昭和30年代半ばの日本を綺麗に観られるおいしさもある。
ジェンダー的にどうなんだと思う台詞もあるが、日本のそういう保守的な姿勢が物語上うまく機能してるからまあ…いいかという感じ。

作中の「中の人(シャーリー・マクレーン)ネタ」としては、パラマウント社のシーンの「凡ては夜に始まる」のポスター、日本の映画会社の「果てしなき夢」のポスター、盲腸の傷とジンラミー(「アパートの鍵貸します」)など。この映画の設定そのものがシャーリーに通ずるところがあるので、やはりファンは必見だ。

「あの人は思春期が遅れてるのよ 手近な女をすぐに好きになる」個人的に好きなセリフ。その人に襲われそうになって追い払うシーンと、その後の"ざまあみろ"の高笑いが爽快だった。
lemmon

lemmonの感想・評価

4.6
目をつぶらないといけない部分含めて大好き。

マクレーンならでは。コメディとドラマのバランスが良い。ロビンソンと谷洋子の立ち位置がまたバランスを取るためには必須で、キャストも完璧だった。

こういう映画でありがちな押し付けがましい欧米、日本の文化の違いも、特に押し付けもせず、どっちがいいかではなく、お互い人と人をみてるように思う演出が素敵だった。

マクレーンは首が太く、和装が似合ってはいない。だが、それもまたいいのだ!

DVD買って良かった。久々初見大当たり。好みでした。繰り返し見てまたいろいろ考えたい。
三歩後ろを歩くはジェンダー的な問題のある格言ではなくきっと互いを尊重する喜びなんだとシャーリーマクレーンの幸福感に全てを持っていかれる。ストーリーとか映画全体がかなりとんちきだけどほどよいデフォルメと誇張の効いた日本感はとても楽しくてセットもいい味出てる。相撲観戦の場面とか取り組みは初切感あるけどそれも悪くないし四股とかがすごく感じが出てる迫力ある。劇中劇のロケも良い。シャーリーマクレーンの芸者姿発音の悪い英語無茶苦茶な日本語全部かわいい。
のん

のんの感想・評価

3.5

✳✳
ルーシー(シャーリー・マクレーン)はハリウッドで大人気のコメディエンヌ。映画監督の夫ポール(イヴ・モンタン)は、妻の人気を借りずとも成功させてみると『蝶々夫人』を題材にした作品をオール日本ロケで製作しようとやって来た。そんな夫をだましてルーシーは日本人芸者のふりをして映画に出演する……
✳✳

シャーリー・マクレーンが、カラーコンタクトを入れカツラをかぶり、着物を着て流暢に日本語訛りの英語を話す…びっくり。オリエンタルでミステリアス!

とはいえ変なニッポンではないです。
映画は役者魂・監督魂として(?)真面目に日本人の礼儀作法や美術洋式を学ぶ二人が中心なので、美術から舞台からしっかりしてます。着物は西武(昔の西武デパートかな)提供。
ロケは帝国ホテルに始まり、富士山、宮島(厳島神社)、京都(金閣寺)、両国国技館風な場所で相撲観戦、ラストはリニューアルされる前の歌舞伎座と、本物の日本づくし。

ストーリーも、前半こそコメディ要素大だけれども後半にかかって一気に「あ、そっか!」とハッとさせられる盛り上がり。

古の日本人の“妻”の理想像を美化してるように思うか思わないか…それは人それぞれだし時代世代で受け取りかたが違うと思うけど。
好き嫌い云々だけでなく、互いの心をなおざりにしないってメッセージだったら素敵だな。
Aya

Ayaの感想・評価

3.2
シャーリーマクレーンの変身ぶりがすごいです!もともとちょっと東洋チックな顔立ちなのもあってか完成度が高くて、日本人にしか見えないです!というかこの時代にカラコンがあったということにびっくりです!
デタラメの日本語話すところが可愛すぎる(笑)
ナユRA

ナユRAの感想・評価

4.0
映画監督の妻が蝶々夫人の映画を撮る為に日本へ行きます。彼を追って有名女優の妻も内緒で日本へ行き、お茶屋にいる夫を見つけます。そして、いたずらで芸者に扮装し夫に近づきます。夫は妻だと気づかず彼女を映画の主演にしたい申し出ます。黒のカラーコンタクトをつけヨーコ・モリとして映画の撮影が始まります。

カラーコンタクトがこの時代にあったのかよ!という驚き。妻役のシャーリーマクレーンさんの芸者姿は、ちょっと怖いですげど小柄なせいか外人ぽくはなかったですね。
彼女は普通に英語を話しますが、夫はそこには何も疑問を持ちません。
そりゃ東京オリンピック前の日本ですよ。
グローバル化が進み過ぎてまして、違和感なくみなさん英語話しますもの!
お茶屋の女将さんまでも!

そのへんは置いといてこの映画の魅力はロケを日本で行ったことですね。

金閣寺や歌舞伎座おそらく厳島神社と、場所はわかりませんが相撲のシーンもあるので、当時の日本の映像を見るには楽しかったです。

観光地は今とほとんど変わらないですけど、本当に美しい。画面映えします。
谷洋子さんという日本の女優さんも出てますが、この人も美しかったです。
いや〜日本万歳!

日本人女性の奥ゆかしさを見習って夫をたてろという話でしたが、この監督さんは先日見たゴリゴリの男映画「戦争プロフェッショナル」の方だったんですね。彼はザ・男ですな。

男の立て方と白塗り白人を見たい方にはオススメ作品です。

レンタルがなかったので、DVDは千円で購入しました。
シャーリー・マクレーンの日本の着物姿に魅了され、癒されます。
夫にバレないように日本に付いてきて、芸妓の姿に変身します。
当時カラコンってあっんだと、初めて知りました…
勝五郎

勝五郎の感想・評価

3.0
シャーリー・マクレーンはやはり可愛い女優である!

イヴ・モンタンそしてエドワード・G・ロビンソンなかなかのキャストである。

まぁ映画としては、当時の日本を宣伝する様なものなのでストーリーもそれほど…なのかもしれないが、端々でのシャーリーのボケ的な、コミカルな部分とメチャクチャ出鱈目の日本語は見逃せないですね。ヒダリジンゴロウ(笑)

相撲や芸者、日本人の考え方など今はもうかなりズレているのかも知れないけれど、やっぱり何度も観てしまう映画です。

当時の歌舞伎座や、ホテルのフロント役のミッキー安川が懐かしい…
notab

notabの感想・評価

3.5
授業内で鑑賞。シャーリー・マクレーンがキュート!結構昔の作品なので、日本人女性(謙虚、控えめ、男を立てる)こそ女性のあるべき姿という価値観が引き立っているけれどそこも笑える。