リバティ・バランスを射った男の作品情報・感想・評価・動画配信

『リバティ・バランスを射った男』に投稿された感想・評価

ぉゅ
3.9

2021年 鑑賞 21-299-19
「駅馬車」「荒野の決闘」等のジョン・フォード監督の、ドロシー・M・ジョンソン先生が書いた同名小説をジェームズ・ワーナー・ベラさんとウィリス・ゴールドベックさんが…

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4.2

新時代の到来と置き去りにされる者の哀愁

どなたかが何かで書いていた「ダークナイト」の原型という論を鑑みると、「リバティ・バランスを射った男」を額面通りに受け取らない解釈も成り立つ
当事者はもういな…

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記録
ジョン・フォードの作品にしては異色西部劇ではあるけれど、西部劇の醍醐味である決闘シーンを中盤に持っていき、終盤は推理モノになっていく。西部劇ではベスト10に入る面白さだった。

伝説は今や事実の巻

モノクロ
民主主義の源流、そして教育こそ法と秩序の基盤であるという主張もあり西部劇と言うにはだいぶ毛色の違うお話でしたが面白かったです
アメリカの歴史の一部を感じさせるような、…

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ガンアクションや逃走劇といった派手なスペクタクルの代わりに民主主義の形成と、そこにおける教育と言論の自由を高らかに謳い上げる異色の西部劇

ここまで秀逸なタイトルもなかなか他にないと思う
maro
3.8
面白い。
ジョン・ウェインとジェームズ・スチュワートそれぞれの役がらと合っている。流石のジョン・フォード監督作品。「駅馬車」よりはこっちの方が好きかな。
オチは予想できるけどそこは問題ではない。

西部劇において法の貫徹を求めた男が銃を手に取ったとしても果たして悪党への私刑まで無批判に描かれるのか疑問だったのだが、まさに信用できない語り手として監督の手のひらで踊らされていたことが終盤に明らかに…

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このレビューはネタバレを含みます
暴力に暴力で対抗してきたことの自己欺瞞を乗り越えて法と自由の国を築き上げてきたアメリカの歴史を感じる一品だった。ならず者を撃った真のならず者は一緒に消え去らなければいけなかったんだねぇ。

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