少年が心に抱える誰にも言えない闇と
そんな闇から放たれる場所。
冒頭のカーテンのシーンからセンスの良さが滲み出ていた…
生きていく上での息苦しさを表していたのだろうか。
風船に乗って空へと飛んで…
実際にグラスゴーで起きていた社会現象から着想を得て映像化に至った作品。
キーパーソンを大人目線で描くと社会派作品という括りになるところを、子供目線で描くことで社会問題をとりあげることが主題ではない…
やっぱり子供の撮り方が上手い。皆がやったことあるでお馴染みのグルグルカーテンから始まる。
ケン・ローチ作品やトレインスポッティングと並ぶイギリスの低所得者層の話。川を挟むクロスカッティングや、散乱…
キャビネットをトラックに詰め込むとこの長回し、すげえなあ。
こう言う映画あるあるの英語力の自信無くすっつーのも楽しかった、、
学校どうしよとか将来どうしよとか1mmも話に上がらんとこ、ケンローチ世界…
【娯楽作品と言うよりは芸術映画】
1999年製作の英国映画。リン・ラムジー監督作品。
スコットランドの下層階級住宅地を舞台に、そこに住む男の子の心情を中心とした映画である。
タイトルは、ふと…
リン・ラムジー長編デビュー作。貧困地域の少年映画というインディー映画のヒット方程式みたいなものに乗っかっている感じはする(その上で冒頭の死という意外性のある出だしが青臭い)が、親しい人物の死という主…
>>続きを読む冒頭からヨーロッパ映画という雰囲気に包まれている。
舞台はグラスゴー。
12歳の少年ジェイムズは友人を溺れ死にさせてしまう。
結構なインパクトを最初から与えるが、そのことを引きずるわけでもなく多感…