なんだろう、この感じ、なんて言えばいいんだろう!ドラマチックさはあまり無くてある役者の日常を切り取ったような、この時代よくある出来事のようなそんな作品なんだけれども、クライマックスでは泣きそうになる…
>>続きを読む1959年 小津安二郎監督作品 119分。小さな港町に駒十郎(中村鴈治郎)一座がやって来る。駒十郎は、この町のお芳(杉村春子)との間に息子 清(川口浩)をもうけていた。頻繁に清を訪ねる駒十郎。彼の連…
>>続きを読む#浮草
いつもの家族と内省の話だけれど、映像美では小津作品の中では群を抜いた美しさではないでしょうか。
若尾文子の一連の誘惑のシーンには悶えました。登場からかける言葉までが可愛らさと美しさの両面…
嵐駒十郎(中村鴈治郎)率いる旅一座が港に着きました。
この街の、一前飯屋を営むお芳(杉村春子)との間に駒十郎は子がいるのでした。
息子の清(川口浩)はすっかり大人になり、郵便局でアルバイトをしながら…
凄すぎる、タバコの火をつけてあげるところで涙があふれてしまいました
いくつもの二者の関係とその変化が同時に、丁寧に描かれています。その中で、軽薄な3人衆はおそらく3人であることで唯一バランスを保っ…
致死量の日本人である。日本人を煮詰めて出てきた汁をそのまま啜っているような気持ちだ。
鴈治郎が息子が自分のことをどう認識しているのか聞くシーンで、杉村春子が無視するのホラーすぎる。客席の杉村春子を見…