エルマー・ガントリー/魅せられた男に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『エルマー・ガントリー/魅せられた男』に投稿された感想・評価

4.1

愛は明けの明星 宵の明星。

やり手セールスマンの男エルマー・ガントリーは宣教師であるシャロンに一目惚れをし、得意な話術で興味を引かせ伝道師になる。

アカデミー賞で脚色賞。バート・ランカスターが主…

>>続きを読む

『エルマー・ガントリー/魅せられた男』(原題は、Elmer Gantry)は、1960年のアメリカ合衆国の146分のカラー映画。原作はアメリカのノーベル賞作家シンクレア・ルイスの1927年の小説『E…

>>続きを読む
たつ
4.2
口達者なセールスマンに宗教を操作されるという、信仰心の厚さとそれに相反するように宗教団体の虚ろが露呈されていく
口八丁の男バート・ランカスターが面白すぎる!

特に、新聞社前で禁酒を訴える演説がリズム感が良いし狂ってるしで、キメのドヤ顔と共に最高潮だ( ´・∀・` *)♪

「暴力教室」(1955)などのリチャード・ブルックス監督が、現代アメリカのキリスト教における信仰心と金の問題を描いた社会派ヒューマンドラマ。アカデミー賞で主演男優賞(バート・ランカスター)、助演女優…

>>続きを読む
口先三寸で信仰心のない男による、聞こえの良い説得力ある演説で容易く誘導される「宗教」という集団心理の脆さを徹底的に突いた傑作

宗教それ自体がエンターテイメントなのだという解剖の仕方が非常に面白い
4.5

『美しき諍い女』のジャック・リヴェットや、S・クレイグ・ザラーもお気に入り映画リストに選ぶ宗教映画の大傑作。

第33回アカデミー賞において、作品賞にノミネートされた他、主演男優賞(バート・ランカス…

>>続きを読む

このレビューはネタバレを含みます

渋々観たけど、意外と好きだった笑

というのは、二項対立的な概念(主に俗 vs 聖)やそれにまつわる人物がストーリーのメインを占めていたので、話は分かりやすいし、途中まで散々その境界線を強調しておき…

>>続きを読む

キリスト教福音派の20年代の大ブームを描く。2時間半ということで長げー!と思いきや、圧倒されてしまった。あまりの宗教とビジネスそして現在のアメリカ人の考え方までにも影響を与えている福音派。ブッシュが…

>>続きを読む
ENDO
4.2

カメラワークの忙しない野卑さにランカスターの肉体的力強さと軽薄さが凝縮している。人間の業を一身に背負った彼は今までの無軌道な振る舞いのツケを支払うことになる。ルル演じるシャーリー・ジョーンズが出てき…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事