第一部 吾亦紅の章
須永家の一人娘・郁代(乙羽信子)は、田沢家の一人息子と結婚したが夫を亡くし、3歳の朋子(岡田茉莉子)を母・須永つな(田中絹代)に預けて高坂敬助(北村和夫)の後妻となる。
再婚を考…
有吉佐和子の花柳会を題材とする作品の映画化。3時間を超える大作だが長いと感じなかった。
母(乙羽信子)によって人生を翻弄させられ、ついに結婚も子供を産むこともできなかった朋子(岡田茉莉子)。
彼…
木下恵介は岡田茉莉子の初登場シーンに必ず力を入れてるな、と構えていても鳥肌が立つ。今回はクレーンショット。花魁姿の乙羽信子も負けず劣らず美しい。絶世の美女の母親としての説得力と、年老いて薄っぺらさだ…
>>続きを読む冒頭、葬式の列が村を進んでいきます。
女は、旦那の葬儀に真っ白な喪服で参列します。白い喪服と言うのは〝再婚をしません〟という意味ですが…すぐ再婚します笑
そんな奔放な母と、娘の話。
3時間の女一…
ストーリー
※結末の記載を含むものもあります。
〈吾亦紅の章〉明治三十七年紀州の片田舎で朋子は父を亡くした。三歳の時のことだ。母の郁代は小地主須永つなの一人娘であったが、大地主田沢の一人息…
限界状態で視聴したので、
ともちゃんの怒号が耳をかすめてすやすや眠る夜をすごしました。
最後までみたけど、こりゃ木下監督のなかの美学が詰まりに詰まってる。
一枚のカットに、
人と背景のバランス…