ミツバチのささやきに投稿された感想・評価 - 316ページ目

『ミツバチのささやき』に投稿された感想・評価

-昔むかし… 1940年頃、カスティーリャの、ある村での事-
ヴィクトル・エリセの初監督作品はスペインの田舎町の家族の再生の寓話。

内戦終結直後であり、長い独裁政権の始まる時代。
家族の関係性や…

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岡山

岡山の感想・評価

4.6

非常に貴重な映画。
ミツバチのささやきとはハニカム状の窓のある部屋でひそひそ話をする姉妹を例えたものだと思います。
淡々としていますが綺麗な映画で引き込まれます。
アナ●トレントの演技力、可愛さだけ…

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オリザ

オリザの感想・評価

4.8

静かな美しさ、光と暗闇がきれい

学校の授業で登場する人体模型パネル(?)が、あまりリアルじゃなくてイラストっぽいのが逆に怖い




(2020.6追記)

スペイン語を触りはじめの頃、soy A…

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KSat

KSatの感想・評価

3.6

とにかく、黒である。

ここまで黒に力がある映画もなかなか見かけない。それは、17世紀のベラスケスやスルバラン、ムリーリョの絵画などに始まるスペインのリアリズム絵画独自の明暗技法を髣髴とさせる。

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fumi

fumiの感想・評価

3.2
淡々としていてやや退屈だったが、子供の純粋過ぎるところや自分の見えてるものが世界の全てと思ってる感じとか描かれているテーマは興味深い。

映画『フランケンシュタイン』に感化された少女アナが、その内容を想起させるような出来事に遭遇する。恐れや戸惑い、好奇といった心情が自然に表出したアナの一挙一動が素晴らしい。さらに、危うげな光を帯びつつ…

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N21

N21の感想・評価

3.8
子どもの持つ純粋さ、危うさ、儚さを感じる作品。アナの真っ直ぐな瞳が印象的。時代背景や意図を知らずとも魅了されました。トトロ好きにお薦めしたい1作。
フランコ体制下のスペインを一家庭を通して描く、『パンズ・ラビリンス』の大元のような作品。子供たちのかわいさやアナの不安げな表情が全体に浸透する感じなど、まさにここからか!という感じ。
Pigspearls

Pigspearlsの感想・評価

4.5

二児の母になってはじめての映画館。

新作は下の子のお迎えに間に合わないので諦め、リバイバル上映のこちらを観た。

25年前に観た時にはただアナとイザベルが可愛くて、あえて言うならイザベル目線にちか…

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Maho

Mahoの感想・評価

4.0
スペイン内戦の背景を理解してないと理解が難しいかも…難しかったですが背景や音楽がとても素敵でした。

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