ある公爵を通して描く貴族の埋没。オープニングから引き込まれる。音楽はニーノ・ロータ。衣装からなにから豪華でそれだけでも観る価値あり。長尺と感じるけど、それを補って余りあるは舞踏会のシーン。ずっと観て…
>>続きを読む貴族の中にももはやその品格を探求する物はいなくなり、その頃は病名もなかっただろうがおそらく更年期鬱ととれるランカスターの哀愁に対して、若さと圧倒的な美しさを放つけれども、どこまでも浅はかなドロンxカ…
>>続きを読む貴族が描く貴族の物語。誰にも真似できない豪華絢爛の極みに君臨する映画であることは間違いない。全貌を把握しきれない屋敷の華々しい空間に見入ってしまい、3時間の悠久な時を丹念に味わいながら、没入から抜け…
>>続きを読む「滅びの美学」という言葉はこの映画のためにあると思った。
全編通してほんとに美しい映画。
この映画の1番の魅力はアラン・ドロン!!宝石のような輝きを放っていた。
ほんとにかっこよすぎて美しすぎる……
08.25.2021
08.26.2023
落日の死の匂い芳醇たる美。そういう様を映し出す映画は少ない。あっても真価を発揮できるのはおそらくヴィスコンティくらい。セミドキュメンタリーと言っても過言…