善き人のためのソナタの作品情報・感想・評価

「善き人のためのソナタ」に投稿された感想・評価

Arisa

Arisaの感想・評価

4.8
久しぶりに良い作品に出会った

涙がたくさん溢れ出てきて、感動というのとはまた違う様々な感情が湧き出てきて心を揺さぶられた

開始10分でこれは面白いと思ったがほんとに正解だった

でもうまく説明できるか自信が無い…余裕ができたらまた後でレビューします。
Haruki

Harukiの感想・評価

4.6
東西分裂時代の東ドイツの実情を描き、人間の尊厳を問う衝撃的な作品。
社会派でありながら、非常にドラマティック。

ドライマンたちの生活を監視し、2人の世界に惹かれていき、ヴィースラーの虚しさが溜まっていく。
愛を交わす人もいない。

反体制的な行動をとるドライマンたちと、それをただヘッドホンで聴くヴィースラーが対照的。

「善き人のためのソナタ」をヴィースラーがヘッドホンを通して聴くシーンは息を飲む。
それで彼の世界は完全に変化する。
こんなに善き話があってもよいのか。余韻が残る希望と救い。静かで奥深いドイツ映画。
いち麦

いち麦の感想・評価

5.0
芸術がもつ、人を大きく作り変える力を実感させられた物語だった。怒涛の終盤展開には強く胸を揺さぶられた。ラストもまた余韻を残し素晴らしい。今の時代、言論と表現の統制は過去のものではなく近い将来に再来しそうな予感さえ覚え恐ろしい。紛れもない秀作。
とても好きな映画の一つ。
ドイツ語はしかし眠いんだ。
心地いいからなドイツ語。
あんなにバカ真面目だったヴィースラー大尉が変わっていく過程も、心揺さぶられますけど、何よりラストがすんごい好き、鳥肌たった。
あの最後の一言鳥肌すぎる。
痩せ蛙

痩せ蛙の感想・評価

5.0
正直一番好き

このレビューはネタバレを含みます

ヴィースラー大尉のほほえみ
rock

rockの感想・評価

-
鑑賞。
粛々と静かに大きな起伏もなくクライマックスに向かう。小さな音がいつしか重層的に響き合い、ラストは感涙ものだった。

旧東ドイツのシュタージが国民を監視する社会の中で、ひとりの作家が辿る運命を描く。

そんな暗闇にありながらも弱くても揺るぎない光があったと思わせられる。一縷の救いだ。

現在も一部の国ではこうした管理がなされているだろうし、かつての戦時中の日本も似たようなものだろう。

そして監視する側は自分の意思こそがルールとなれば恣意的になり私利私欲に走り腐敗するのは必然だ。それは構造的なものだという事がよく分かる。社会主義国家が次々と崩壊したのは理念ではなくその国家管理の方法や実践にこそ問題があったのではと考えざるをえない。

管理や監視重視の社会構造は効率やコンプライアンス、モラルなどの一見、正義の顔をしながらにこやかにすり寄ってくる。まさに今や民主主義国家においてもひと事ではない。緩やかに真綿で締められていると感じる閉塞感はここに由来しているのではないか。

シュタージにおける20万人の協力者は現代ではネットの世界に身を隠してさらに大きく勢力を拡大している、と言ったら過言か?いや妄想なのか。

ヴィスラーになれるか?ヴィスラーでいられるのか?ヴィスラーに共感できる感性を持ち続ける事が果たして出来るのか?

問われているのはこのわたしだ。





と、ここには書いておこう。笑
Zealot

Zealotの感想・評価

4.5
⭐︎ ドラマ/ ミステリー/ スリラー
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