後に『凶悪』で一気に名を上げ、今や日本屈指の鬼才になった白石さんの長編デビュー作。
白石さんの作品の中では一番地味な作品ではあるが、白石さんの描きたいものの真髄が見れた。
障がい者の兄と弟、そしてデ…
弟の幹夫ブラック企業に勤めながら障害者の兄の世話もちゃんとしていて、地下アイドル兼風俗嬢のマリンも闇があるようでこの兄弟に対して何故か親身になったり中々説明難しいですが癒される内容でした。
マリン役…
終わりが見えないトンネルをとぼとぼと歩く。出口につながる光なんか探す気力なんかとうに忘れて。心配事を悩むことすら馬鹿らしくなって。ただ前に足を出すだけの日々に落ちた一粒の希望のカケラ。
いつも人間…
ちょっと長い。
でも、テーマがすごく良かった。
あの亀さんは誰かの象徴で、一体それは誰なのか。人によって答えが変わる気がするけど、亀を軸にしてコンセプトが展開される感じが良かった。
人はみんな何かの…
知的障害の兄と二人で暮らす弟が主人公で、その苦悩や葛藤が描かれる。
かなり暗いし、地味。
でも登場人物の感情がとてもよく描かれていて引き込まれた。
ただし、アイドル風俗嬢(?)の女が、何故あんなに主…
「凶悪」監督デビュー作。デビュー作からやっぱ攻めるなぁこの人。障害のある兄貴のために風俗嬢呼んであげる弟がもうそれだけでとっても優しいと思う。ドキュメンタリーを撮ろうとする連中が何だか邪魔臭い。居…
>>続きを読むちょっとテンポが悪くて長く、見ていて飽きる部分もあるけど、漫画原作の映画化ばかりのクソ邦画よりは断然面白い。主要人物三人の置かれた立場は重いが、生々しさもあり妙なリアルさを感じる。マリンちゃんかわい…
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