「悪は人間の形でこの世に現れる。だから悪を倒すための人殺しもあるさ」
白が美しい映画。これまでわたしは、白黒の映画を、色が無い映画として見ており、それらを面白がれるとしても、白黒「にもかかわらず」…
タルコフスキー長編2作目。実在した修道士でイコン画家のアンドレイ・ルブリョフを主人公に据えながら、中世ロシアの習俗や歴史的事件を描き出す。主人公のアクションが起点となって物語が進むというよりは、出来…
>>続きを読む中世ロシアの聖像画家アンドレイ・ルブリョフの伝記映画。
久々のタルコフスキー作品でしたが、素晴らしかったです。
まるで古代ギリシャの彫刻のような映像、芸術と信仰、強者による暴力と人々の苦悩。
…
ー詩をきっかけにー
鐘を鋳る者よ、おまえは生まれたのだ、もう泣くな
鐘を鋳る者よ、もう 偽るな
わたしは 音の曲線
わたしは 開かれた扉
おまえは鐘を鋳る
おまえは聖画を描く
おまえは鐘を…