「あったらいいな」の暴走のブレーキになり得るのは「あってはならんな」という倫理観だけで、今世界でその倫理観が発動してないのは、この人間という集団に余裕も余力もないからなんじゃないのか。人間みんな薄々…
>>続きを読む子供が産まれなくなった世界。イギリスは違法移民であふれて戦闘状態。移民の少女のキーは世界で唯一妊娠している。
中盤の車のシーンや銃撃戦のシーンの長回しには息を飲む。キュアロン監督の演出が冴える。
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2027年、人類の生殖能力が失われ、新たに子供が産まれず着々と人類滅亡の日が迫り、紛争にテロと地獄と化した世界にただ一人妊娠した少女を守る男の物語。
ディストピア物の傑作
雰囲気にはロードムービー…
ディストピア映画とロードムービーの合体かと思った。この両者の組み合わせはなかなかお目にかかれない。しかも、相性も良い。
舞台は2027年のロンドン。子供が産まれなくなり、不法移民で溢れ…
追記:『ローリングストーン誌が選ぶ21世紀のSF映画ベスト40』で、今作は栄えある1位を獲得しました!おめでとう!
節目の900mark目は大好きな映画『トゥモロー・ワールド』。
カット回数は31…
U-NEXT
なぜか未見だったキュアロンの旧作を、
PCの画面で鑑賞。ルベツキのカメラワークが見事で、加えて音響も効いている。
女性を主軸に据えた生への渇望は、GravityやRomaにも続いてい…
設定はSFだが極めてヒューマンな作品だと思った。
主人公は至って普通の常識人(過去は活動家だったようだが)。
ここでの「子供」という存在が文字どおり神々しく何にも替えられない存在。
唯一無二の「人…