野戦病院で不幸にも梅毒に感染してしまった青年医師の物語。
当時の"梅毒"の認識が窺い知れる本作、医者としての責任、男としての葛藤等主人公に多くの不幸が降りかかり、その中でも挫けず正しくあろうとした男…
何人もその手で救ってきた聖人君子が救われないというなんとも言えないモドカシさ。
父親に真実を打ち明けるシーンは、この親にしてこの子ありという印象的なものだった。(というか当時にもそんな感性あったの…
戦時中の野戦病院で働いていた医者・藤崎は手術中の事故で梅毒に感染する。戦後、体を蝕まれながら医者を続ける藤崎を描く。
黒澤が東宝脱退後初作品。前作の『酔いどれ天使』に引き続き、戦後と病に…
戦時中、手術時の指のケガで梅毒に感染した医師。
戦後、婚約者と結婚のはずが婚約を破棄。
医師の苦悩を描いた作品。
元ダンサーの妊娠中の未婚の母が病院で働く事で、未来の生に向かう者て、過去に向かって…
主人公の聖人君子ぶりが、本音で揺らぐところが面白い。
「性欲魔人になりたいの~ラブ注入💛」(あくまで意訳)
手術中の事故で梅毒に感染した三船敏郎扮する医師が、婚約破棄を決意する。
「その人間の肉体…
これが黒澤明最初の大傑作だと思う。
手術中に指の傷口から梅毒に感染してしまう医師が苦悩する。
このログラインが面白すぎる。
全ての主要人物がこのログラインをより深掘りしてストーリーを面白くするため…
当時は不治の病だった梅毒の恐ろしさを描いた医療ヒューマンドラマ。
静かな作風ながらも人間の本質、簡単には表現できない様な複雑な心の内を映し出していてグイグイ引き込まれた。
梅毒に侵されながらも医師…