このレビューはネタバレを含みます
自転車泥棒のヴィットリオ・デ・シーカ監督作品。ネオレアリズモの先駆けとなった作品。内容は結構辛い。妻は夫と子を裏切り不倫、裏切られた父は絶望。もっと辛いのは子供。終盤のプリコの表情はとてもなぜという…
>>続きを読むヴィットリオ・デ・シーカの初期の名作。子供目線で描かれていて、辛くてレビューがなかなか書けなかった。
母親に大切な人がいるとき、子供なりに事情を察し、愛する母の味方になろうとするのが健気。
大人…
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プリコ……………………………!!!!!!(;_;) お父ちゃん……無実の方がこんな結末になるの悲しすぎる………。ままならねぇ現実でFin……。お母さんは多分一生治らなさそうだなって感じがした。
子…
残酷子供映画。
地獄みたいな展開しか起きない厭な作品だった。母親の不貞,父方の最悪家族,父親の選択...まさに地獄絵図。恐ろしすぎて少年に同情してしまう。
絶望,失望した少年が歩き出すラストは作…
夫婦仲・親同士の仲が子供に与える影響というものを悲劇的に描いた秀作。母は浮気、父は寡黙。母が消え祖母に預けられる子供。
親無しで生きていけない子供の頼りたい親は不均衡。母の浮気を見て線路を伝って逃…
子供はいつも大人に振り回される。電車の切符を買うことすら出来ない。何処にも逃げ場がないのである。どん詰まりの状況で、ローマに向かって線路伝いに歩き出す。このシーンが素晴らしい。
『ミツバチのささやき…
大人達の都合で各地を転々とさせられる息子。
あどけない坊やが徐々に人間不信に陥っていく様子がつらすぎる。プリコ役の子、凄い演技だった。
母親が出戻りしてくる展開が意外だった。しかしその後の行動も…
前半で母親の不貞から始まる家庭不和を、後半で二度目の不貞による家庭崩壊を息子の視点で描いていく
終盤で息子にとって地獄のような展開を迎えるが、それまで大人たちを傍観していた無垢な少年が遂には大人た…