大傑作。終盤息をするのを忘れたせいか頭が痛い。それぐらい画面に目を奪われた。
とにかく、店前の灯りを消したタイミングで雪が降り出すショット。脳が爆発した。『河内山宗俊』の雪も忘れ難いが、人生最良の…
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カツライス共演の時代劇、と言っても対決するでも無く共闘するでも無く、時々顔を合わせて助けたり助けられたりの関係性。主人公は雷蔵扮する丹下典膳の方になるのかな。
決闘高田馬場に始まり吉良邸討ち入りせ…
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旗本丹下典膳が同門5人に妻千春を手籠にされて義兄に腕を斬らせて隠棲し復讐する間に堀部安兵衛が出てくるお話。犬投げつけてどうすんだ。
丹下も堀部もハマってるように思えず、千春は大根。そもそもキャラも…
モノラル音声の響きが正直イマイチで、特に序盤あんまり聴き取れなかったけど
勝新のダイナミズム×市川雷蔵の静的な佇まいの共演がヤバすぎる
なにより、雪が降りしきるなかで、隻腕で足も撃たれた市川雷蔵…
有名な「高田馬場の決闘」と「忠臣蔵」の間に起こった出来事を描くという、大胆な試みがユニーク。しかも剣豪・堀部安兵衛が架空のキャラ丹下典膳の引き立て役なのである。
基本的に堀部(中山)安兵衛の回想と…
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今回観た雷蔵作品では今のところ一番よかった。
異なる使命を持った友人の話は、まるでRRRのようだった。
クライマックスの殺陣はかっこよかったし、ラストの討ち入りの勝新は切なかった。
しかし、市川…