また、ここにベトナム戦争による悲しき代償が描かれている。
帰還兵のレーン少佐(ウィリアム・ディヴェイン)が左胸に付けているメダルはいったい何の価値があるのだろうか。単なる御飾りにしか見えない。
戦…
うわー恐ろしい内容だった。
これタクシードライバーと同じ脚本家なのか。
ベトナム戦争中に捕虜になり過酷な拷問を受けた男がアメリカに帰国するところから映画は始まる。
しかしそんな彼の平和な暮らしは短…
ベトナム戦争から8年ぶりに帰還したアメリカ空軍将校レーン大佐は街が歓迎ムード中、長期に渡る捕虜生活で心身共に深く傷付いていた。
家庭環境は変わり果て、かつての自分の居場所が無くなっていた。
そんなあ…
一見すると同じ脚本家による『タクシー・ドライバー』みたいだけれどその実は長い戦場での生活で心を蝕まれた男の日常へ戻ろうとしても出来ないどうしようもなさが全編にわたって滲んでおり、そんな彼が殺された妻…
>>続きを読むカリフォリニアやフロリダには行ったことがあるが、テキサスには行ったことがない。
知識としてNASA Lyndon B. Johnson Space Centerがあるのは知っているが、やはり恐らくは…
若かりし頃のトミー・リー・ジョーンズが出ているが、主演の俳優さんは全然知らない人。主演作も少ないようだし。いわゆるB級映画かもしれないが観れば意外と面白かった。この意外性は何故かとクレジットをよく見…
>>続きを読むベトナム戦争帰還兵の映画はたくさんあって、登場人物が苦しんだり狂ったりしてる様子に観客は心を痛め、戦争という悪魔に邪悪さを抱く。映画というコンテンツは楽しさやスリルだけではなくて、”安全に”辛くなっ…
>>続きを読む日常生活では不感症になったベトナム帰還兵の二人が、戦闘場面になると活き活きとしてくる。このギャップが最高!
『ザ・ヤクザ』の脚本も手掛けたポール・シュレイダー。任侠映画を研究したに違いない。本作の…
最初から妙に白々しい飛行機の撮り方から始まった違和感があったけど、つまり最初から二人とも生きてない、収容所でもう死んだ人間がただ戻ってきただけ。今だったら確実に「感情移入できない」って言われる乾き演…
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